【 名仁川るい 】『 どうかこっちを向いて。 』をエロ漫画レビュー。

4.0
★★★★☆

簡単あらすじ

このお話のあらすじを簡単に紹介。

自分の裸眼を見られると相手を誘惑してしまう体質の蜜(みつ)。

クラスの人気者でちょっと抜けてるイケメン男子の橋本(はしもと)。

眼鏡をつけて眼を抑えていても好意を寄せてくれた橋本に対し、

感情が抑えられなくなった蜜は自らの意思で誘惑してしまう。

乱れた関係を続け学校の至る所でセックスする2人。

ある日、蜜は自身の体質を話し関係の終わりを切り出すのだが……?

このお話のメインの要素、ジャンル

・特殊体質の女の子

・純愛ラブストーリー

・陽キャ男子と陰キャ女子

この本をレビューしようと思ったきっかけ

何仁川るい先生の新刊とあってはポチるしかねぇ!!と思い

こちらの単行本「キミが、イイ」を購入しました。

タイトルは中身を読むとあぁー!と納得する良きネーミング。

買ったらレビューするしかないよね!ということで管理人が

最もツボだったお話を記事にしました。

このお話はシリーズものになっているのですが、時系列的には

『第1話 見つめなくていいから。』

『第2話 どうかこっちを向いて。』 ←ここをレビュー

『第3話 眼をそらさないでいて。』

の順番で物語が進んでいきます。

この話の見どころ

『ずっと隠れるように生きればいいんだ』

『そうやって生きるしかないんだ』

『…そう思っていたのに…』

名仁川るい先生の作画に多い破滅願望感というか、一緒に堕ちて

懇願するような堕落の様子が絶妙に描かれているのが魅力です。

ずっとずっと我慢してきた感情を、

恋愛なんてできないと思ってきた日々を、

溜まりに溜まった思春期相応の性欲を、

タガが外れたように開放し、

困惑する橋本の身体を貪る蜜。

清楚で無表情、真面目JKのような外見の蜜が

涙で顔を歪めて異性を騎乗位で襲うというギャップに鬼勃起。

冷静なのに不安定というか、矛盾を孕んだ表情ってゾクゾクしますよね。

読むと心を動かしてくれるようなドラマ性のあるお話です。

シコりにストーリー性を求めるあなたにピッタリだと思いますよ。

他に収録されている話

このお話は単行本『 キミが、イイ。 』に収録されています。

他にも管理人的に良かった!抜けた!と思った話を紹介。

【 眼をそらさないでいて。 】

今回の記事の次の話になります。

付き合うことになった2人が更にセックスしまくります。

街中でデートをしている最中に発情してしまった蜜。

興奮してパンツからあふれるほど股間から我慢汁を垂らす蜜。

性欲を爆発させるようにラブホセックスする様子がたまりません!

.

【 レッドゾーン 】

性欲が強すぎて神社にうずくまっていた思春期の男子学生と、

性欲を相談され解消のお手伝いをしている巫女さんの話。

丁寧な言葉使いで押しに弱いクール系清楚美人っぽい雰囲気なのに

ちょいちょい毒舌というか気の強そうな一面が垣間見えるのがツボ。

ズルズルとイケない関係を続ける2人の堕落っぷりがサイコーです。

読んでみた感想

名仁川るい先生の描くヒロインの表情は最高ですね!

快楽とあふれ出す感情によって涙を浮かべるって

女性の涙に興奮する癖の管理人と相性ばっちりでした。

本気で感じてるっぽさがあって満足度高めです。

雑誌掲載時から含め、正直な話、このお話で4回以上抜きました。

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